今日からよろしく御兄妹! 二万ヒット記念





「というわけで、二万ヒット」
「すごい、すごいな、妹!」
「わかったわかった」
「なにその気のない返事!」
「気がないから」
「うわぁ、気抜けするぅー」
「してれば」
「ひど!」
「えー、とりあえずありがとうございます」
「ありがどござざいます」
「今噛んだでしょ」
「なななな何のことかなぁ?」
「まあどうでもいいや」
「どうでもいいの!?」
「二万ヒット、報告もないので管理人が勝手に行動起こしました」
「実況?」
「でー……なんか知らないけど呼ばれた」
「なんか知らないけどな」
「実は私達も呼ばれてたりするのよぉ」
「実はね」
「あ、父さん母さん」
「……」
「あれ?孝彦くんどうしたの?」
「気にしなくていいよ、郁子さん。ただ紀子ちゃんとの間を邪魔されて不機嫌なだけだから」
「ち、違う!」
「違うんだ?」
「う、うん」
「そう……じゃあ紀子ちゃん、これからご飯食べに行こうか」
「そうねぇ、たまには行きたいわねぇ」
「お腹空いたし、行く」
「ちょ……」
「どうした?たまには四人もいいだろ?」
「……ごめんなさい、妹取らないで下さい」
「はじめから認めればいいのにねえ」
「う……」
「兄さん、妹離れしてくれない?」
「しない」
「…………」
「…………」
「…………」
「み、みんなしてそんな冷めた目で見なくてもいいじゃないか!」
「だって……ねえ?」
「そうだね」
「うん」
「な、なんだよ」
「いや」




「「「ウザい性格だと思って」」」

「うわぁぁぁぁぁん!!」





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